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吹奏楽コンクール課題曲Webクリニック2006!

ガレリアウインドオーケストラメンバーによる2006年度課題曲のパート別クリニック!
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ガレリアウインドオーケストラ コンポーザー・イン・レジデンスである作曲家、中橋愛生氏の作品「コンセルトマーチ『シンタックス・エラー』が収録されているコンサートマーチ・ベストCDです
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課題曲5「風の密度」:フルート(鈴木舞)
fl-bana

他の課題曲よりも楽譜が難解に見えるので敬遠されてしまうのかもしれませんが、演奏してみると最も充実感があり、表現の可能性もかなりある曲だと思います。多くの団体が演奏されることを願っています。


スコアを見るとわかるように、中間部([4]〜[6])以外では、16ビート(32分音符)でフレーズをつないでいってますね。
あたりまえですが、まずは各自が正確なテンポで32分音符を吹けることが大切です。音符を正確に吹くだけでなく、同じくらい大切なのは、休符を16ビートで数えられるかということです。音符を吹く時も重さを感じるように、休符にも重さがあると思います。しっかりと踏んで数える休符、流れに乗って軽く数える休符、色々あります。テンポが正確でも、休符の数え方によっては乗り遅れたり、早く出てしまうこともありそうです。自分が吹いていないところで、どんな音楽が流れているのか、注意深く研究してみてください。


[冒頭]

オーボエがどのくらいまで緊張感を高めるかにもよりますが、[1]までは楽譜上fが1つです。ユニゾンですから音程も良く聴きながら冷静にいきましょう。
オーボエのHから少しずつ音が発生して、4小節目で一応のモチーフが出揃います。
アーティキュレーションもアクセントとレガートが対照的に書いてあります。5小節目は冒頭4小節の縮小版と言えます。テンポの中でレガートを出してください。

7小節目は1小節感16ビートが流れます。前半チームのスピード感を引き継いでください。指示はf1つのアクセントです。

9小節目1拍目はピッコロ、フルート、Esクラリネット、サスペンドシンバルのみで、緊張感を引き継がなければなりません。本当に一瞬ですが、fpを確実に聴かせられるように準備をしましょう。そしてここは音程がかなりシビアなので、fpのfで喉が締まって音程が高くならないように注意が必要です。


[1]
ここからは冒頭部分の発展形ですが、初めてffが出てきます。しかしユニゾンですので、音程が目立ちます。バンド全体で広がった(爆発した?)ような音になると、逆に音楽の集中力が薄れてしまうので、fが1つ増えてスピード感が上がるような演奏ができるといいかなと思います。
4小節目からは、下降する音型にはfが一つ、5小節目アウフタクトから出る音型にはffが付いています。ピッコロと1stフルートの音型はしっかりと浮き出るように。


[2]
ピッコロはソロです。4拍子で数えた3拍目が頂点ですので、伸ばしで拍感が無くならないように表現してください。
ここからは16ビートにスタッカートが付いています。しかしすぐにアクセントの付いた音型を吹くパートもありますので、スタッカートの軽さを十分に出しましょう。


[3]
再びアクセントが連続します。3小節目のレガートの音型でテンポが変わらないように注意しましょう。細かいところですが、3,4小節目の間はまた音程がシビアですが、フレーズは頂点で、小節線をしっかり跨ぎたいところですね。

6小節目の最後の音は4拍目からrit.がかかっています。合わせ方には色々やり方があると思います。ちなみにガレリアでは4拍目だけ分割して指揮を振ってもらって合わせました。


[4]
ここから中間部です。16ビートに縛られない部分ですので、できるだけ即興風にソロを取れるといいですね。
まずはスコアを見て、どこでどの楽器が何を吹くのか、よく理解することが肝心です。スコアを見ながら合わせてみる(合奏する)、またはパート譜に他の楽器のガイドを書かれることをオススメします。
本番は何が起こるかわかりませんよ〜。
フルートのソロですが、ある程度テンポ通り吹くことは大切ですが、聴いている人には拍感が聴こえない演奏の方が正解だと思います。ビブラートの工夫も大きなポイントだと思います。ブレスは5連符で取るのが自然ですね。

5小節目のピッコロ、嫌な音から始まりますね。私も使いましたが、オススメしたい替え指。「左124、右34」です。かなり当たりやすいですが、少々音程高めです。細かくダイナミクスが書いてありますが、一番カッコよく決めたいのは[5]の直前のクレッシェンドです。ブレスの計画も含めて、このクレッシェンド(エネルギーの持っていき方)がうまくいけば、[5]のテューバも入りやすいと思います。
まずは[5]の初めのタイのかかった音をしっかりと踏むこと。全体のテンポは40から52に上がりますが、6連符はかなり落ち着いて吹きましょう。幅広い音域を越えてテューバと合わせるわけですから、音程、タイミング、音色、とアンサンブルしなければならないことは沢山ありますね。


[5]
2小節目のピッコロは、オーボエのフレーズの最後の1音を引き継ぐように吹きましょう。
前出のソロでもありましたが、(v)は無理せずブレスを取っても問題ないです。
4小節目は再びテューバとのアンサンブルですが、3拍目が意外と難しいです。5連符は多くの場合速すぎることが多いと思いますので、思ったよりたっぷりと吹いたほうが上手くいくと思います。

6小節目の最後の音は、これもまた色々な合わせ方があるかと思いますが、ガレリアではここもやはり指揮者に4拍目だけ分割して振ってもらい合わせました。いずれにしても、クラリネットのソロとは音はかぶりません。


[6]
再現部です。ffが多く出てきますが、音程をしっかり取っていきましょう。


[7]
sub.pでは緊張感が抜けてしまわないように、音色をまとめてください。


[8]
4小節に渡って、16ビートのアクセントが続きます。4小節のフレーズを感じて、[9]までエネルギーを高めていってください。


[9]
トリルは音の中身を詰めて、濃い音色で音価一杯演奏してください。そして、最終的な頂点は[10]です。


[11]
2小節目は、テューバの楽譜を理解しておけば怖くないはずです。

3小節目の6連符は、6連符の4つ目から入るパートもあるので、3+3で6連符を感じておく必要があるでしょう。

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鈴木舞(すずきまい)

2000年日本大学芸術学部定期演奏会にて同大学オーケストラと共演。2001年、同大学甲種特待生に選抜される。2002年日本大学芸術学部音楽学科卒業。同時に優等賞、芸術学部長賞を受賞。同大学卒業演奏会、読売新人演奏会、ヤマハ新人演奏会に出演。群馬新人演奏会に出演。フルートを橋本郁夫、勝俣敬二、白尾彰各氏に師事。室内楽を藤田乙比古氏に師事。現在、日独楽友協会シンフォニッシェ・アカデミーオーケストラメンバー。

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